オーガニックPGSひろしま
小さな一歩を、広島県北から。
私たちのこと
「オーガニックPGSひろしま」は、食と農のことを考えるグループです。広島県北部の庄原市・三次市で、2021年より活動をはじめました。
食べることは、心や身体、関係性や文化、地域社会までもを作ること。食と農を通じて、誰もが信頼と安心でつながりあえる未来を作っていこうと、模索しています。
健康で安心できる、明日の暮らしのために。
私たちの活動
日本では、有機JAS認証を受けた農産物でなければ、「有機」「オーガニック」を名乗ることができません。ところが、有機JAS認証を受けるための事務作業とコストが大きく、小規模農家さんたちには取得するメリットがほとんどありません。このことが、日本にオーガニックが広がらない、ひとつの原因ではないでしょうか。
私たちは、有機JASと同等以上の、自分たちで定めた基準を満たしていることを、互いの圃場を確認して認証しあう「PGS (Participatory Guarantee System) 」という仕組みを中心にして、さまざまな活動を行っています。
圃場の相互認証(PGS)
有機JASと同等以上の、自分たちで定めた基準を満たしていることを、会員同士の圃場調査で確認しあい、情報公開します
農への理解を深める勉強会・講演会
農薬や化学肥料を使わない農法や、農に関する国内外の最新情報を学び合い、実践に活かします
小さな農家さんを応援する仕組みづくり
会員同士で農産物を購入しあったり、マルシェを開催して、地域の農家さんを経済的に応援します
オーガニックPGSひろしまは、有機農業を、ただ「農薬・化学肥料を使わない農業」と捉えているのではない。農業は、私たちが世界規模で直面している様々な問題の重要な一部であり、有機農業がそれらを解決する糸口や方法になると考えている。
オーガニックPGSひろしまは、地域に開かれ、すべての異なる「スタート地点」にいる人々の参加を歓迎し、互いに学び合っていく「場」となる団体である。